日本国宝展 公式図録

日本国宝展 表紙

日本国宝展とは

平成では3回目、東京国立博物館で「日本国宝展」。

日本には、美術的、歴史的に貴重な意義を有する文化財が数多くあり、中でも世界文化の見地から、
高い価値をもつものを、類(たぐ)い稀(まれ)な国の宝として、「国宝」に指定しています。

本展覧会は、これら国宝の中で、人々の篤(あつ)い信仰心が結実した文化的遺産を集め、日本文化形成の精神を見つめ直すことを試みた壮大な展覧会です。
祈りをテーマに、仏と神と、人の心をつなぐ役割を担ってきた絵画・彫刻・工芸・典籍・考古資料などを展示し、日本文化の粋の結集をご覧いただきます。
人々の祈り、信じる力が、どのような形を結び今に伝わるのか、国宝と私たちとの、時空を超えた対話が始まります。

本展覧会には、正倉院宝物が特別出品されます。
祈りを込めて東大寺大仏に捧げられた品々は、長い歴史の中で大切に継承され、まさに国の宝として価値高いものといえるでしょう。
天皇陛下の傘寿(さんじゅ)を記念する年にあたり、国の宝の数々を、ひろく多くの方々にご覧いただければ幸いです。